ルパン三世のテーマ
先日、9月8日は東大阪市・東大阪市教育委員会さんの主催で、
「2015国際識字デー・市民のつどい」で、
同じくクロマチックハーモニカ奏者(の大先輩)の山下伶さんと
コンサートをさせていただきました。
僕としては自分の名前でちゃんとステージに立たせていただくのが初めての、
所謂、人生初ステージでした。
が、隣にいる伶さんの心強さや、
わざわざ遠くから観に来ていただいたクロマチックハーモニカファンの皆様、
応援に来てくれた学生時代からの友人、などなどのおかげで、
なんとか(!)乗り切って、コンサートを終えることが出来ました。
本当にありがとうございました。
「ハーモニカを初めて聴いたというお客さん達が、しきりに驚きの歓声をあげていたよ!」
という嬉しいことも耳にしました。冥利に尽きますね。
今後も色んな場所でクロマチックハーモニカの音色を広めていければと思います。
そして今日のアップする音源はその9月8日、ソロで演奏させていただいた、
「ルパン三世のテーマ」です。
ジャズ・ピアニストであり、作曲・編曲家の大野雄二による、日本で最も有名なアニメ主題歌(主題曲)の1つ。当時のアニメのテーマ曲といえば歌詞入りが基本だったが、刑事ドラマばりの歌詞の無いインストゥルメンタルによるテーマ曲は非常に珍しかった。(Wikipedia「ルパン三世のテーマ」ページ参照)
本当にお洒落で格好よく、小粋でスタイリッシュなルパンの世界観を表している曲だと思います。
ルパンのアニメがなぜあんなに人気なのか、何方かの考察で、
「主人公の男性キャラクター3人が、それぞれ個性的でありながら、
日本人男性が憧れる要素を備えているからだ」
と聞いたことがあります。
寡黙で実直なサムライとしての「石川五ェ門」
クールでお洒落でどこか影のある「次元大介」
軟派でお調子者だが頭脳も行動力も持ち、やるときはやる男、「ルパン三世」
それらがそれぞれに「格好良い」ことが人気の秘訣だという考察を聞いて、
なるほどなーと思ったものです。
僕としては子供のころはクールな次元大介が好きだったんですが、
歳を重ねるとともにルパンのお調子者っぷりが格好良く見えてきました。
「努力の影を見せない色気」のようなものを感じ、あんな大人になっていきたいなーと思っています。
それでは「ルパン三世のテーマ」です。
アドリブ部分はアニメのルパン一味の逃走シーンを思わせるように一気に最後まで疾走していて、
繰り返されるサビ部分はグロウ奏法・フラッター奏法を織り交ぜ、雰囲気を出しています。