そもそもクロマチックハーモニカの選び方
こんにちは!
まずはこちらが先日お伝えさせていただいた、神奈川は湘南で、
来月の8月6日(土)16:00~、
テラスモール湘南でさせていただけるライブのお知らせです!
詳細はこちら↓↓
しっかりと30分も演奏させていただくので、本当に楽しみです。
ぜひ、普段お会いできない関東方面の方は、
買い物や海水浴のついでにでも、足を運んでいただけると幸いです!
お待ちしております!!
それでは早速タイトルの件ですが、
最近、
「初めてだけど、どのクロマチックハーモニカを買えばいいのか」
「今使っている物よりも、良い物に買い替えた方がいいのか」
といった旨のご質問を有難く、よくいただきます!
そこで今日はある程度、大雑把にオススメのクロマチックハーモニカ(HOHNER社)を挙げていきますので、
ご購入の参考になればと思います!
そしてぜひご購入の際は徳永ハーモニカ教室(u,harmonica@gmail.com)まで!
①「Super-64 Gold」
なんと言ってもまずは僕も愛用しているこちら。
恐らく徳永ハーモニカ教室周りのプレイヤーさん達に、一番人気の機種ではないでしょうか。
(モリダイラ楽器さんHPより転載)
Supe 64 のボディーに、金メッキのステンレスカバー、マウスピースをマウントしています。C調のみ。16ホール4オクターブ。
本体¥42,000
という事ですが、本当に素直な良い音が鳴ります。
ビブラートやベンドも掛かりやすく、低音から高音までバランスのよいオールラウンダーです。
しかも音域は4オクターブ(とド♯とレで+2音)なので、あらゆる曲を問題なく演奏出来ます!
僕は最近で言えば、7割以上の曲をこちらの64 Goldを使用しています。
YoutubeにUPした曲で言えば、まさにこのGoldの真骨頂という音が鳴っている物は、
どの音もすごく感情的で、伸びがあります。
②「Super-64 X」
次に①Goldの、上位機種の様な立ち位置のこちら。通称「X(エックス)」と呼ばれます。
(モリダイラ楽器さんHPより転載)
Super 64の低音側2オクターブをダブルリードプレートとしてありパワフルな音色です。黒のマット塗装のカバーと金メッキのマウスピース。
本体¥58,000
とありますが、このダブルリードの最たる強みは低音域。
こちらで演奏しているとよく聴いていただいた方に、
「まさかハーモニカの音とは思わなかった!」
「そんなに力強い音が鳴るなんて!」
と驚いていただけます。クロマチックハーモニカ奏者として最も嬉しい瞬間の一つです。
同じくYoutubeにUPしている曲で言えば、
分かりやすく超低音を目立たせてボンボン鳴らせています。
派手な曲を格好良く演奏したい方から、
初心者の方は初め、低音が非常に鳴らしづらいため、
こちらの64Xを使用していると比較的低音が鳴らしやすいという点で、
初心者の方までオススメの機種でもあります。
③「Chromonica-260」
「ハーモニカと言えば安くて、ポケットに入るようなサイズ感だろう!」という方にオススメです。
比較的安価で、10穴しかなくサイズも小さいのに、
このシリーズはボディが木製のため、非常に温かい綺麗な音色が鳴ってくれます。
デメリットとしては音域が2オクターブ半に減ってしまうことですが、その音域内の曲であれば問題なく、
また、こちらでクロマチックハーモニカに初めて取り組んでみて、
ハマっていけば音域の広い①や②や、同Chrominicaシリーズの12穴以上の機種を検討する。
といったエントリーモデル的な認識で最初に買われるのもいいかもしれません。
何より小さくて木製というのが、非常に見た目もお洒落ですね。
(モリダイラ楽器さんHPより転載)
ChromonicaはHohnerの技術が集約されたベーシックなクロマチックハーモニカです。ピアウッド(西洋梨)のボディで世界中のプレーヤーに愛用されている名機です。
本体¥18,000
④「Chrometta-12」
「③のChromonicaでもまだ高い!もっと安く!」という方への最後の砦です。
しっかりと実用できる中では最も安い価格帯ということもあり、
少し吹き口などの見た目はチープになりますが、そこが愛らしくもあり、
音は立派にクオリティを保っています。
音域もこの12だけでなく、8、10、14、とあるのですが、
8(2オクターブ)では少し狭すぎて、
10にするのであればもう12と価格が1000円しか変わらない。
ということで安価なこのシリーズの中の折衷案としてのオススメがChrometta-12です!
(モリダイラ楽器さんHPより転載)
このシリーズで最も普及しているタイプで、フルートと同じ3オクターブの音域を持っています。
本体¥13,000
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以上がひとまず今回のおすすめです!
他にも愛用者の多い、
「CX-12 シリーズ」 (修理やメンテナンスが簡単)、
「Super64 (Silver)」 (①と②と同シリーズのエントリー機種)、
「Mellow Tone」と「Hard Bopper」 (通称シールマンスモデル)
などなどがHOHNER社だけでもありますので、
ご購入の際は、僕やお近くの詳しい方にお気軽に気になることを質問していただき、
ご自分の一生の愛機を探していきましょう!
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それでは今日の曲は、ライブでよく父 徳永延生氏とデュオで演奏させていただく、
葉加瀬太郎さん作曲、同番組主題歌の、
「情熱大陸」です!
今回は久しぶりに一人二役でデュオで録ってみました。
ちなみにこの曲は二人とも「Super64 Gold」で演奏しています。
そんな楽器の音色にも注目していただきながらどうぞ、
クロマチックハーモニカ2本で演奏する、「情熱大陸」です!