発表会前の初心者さんへ朗報!失敗してもバレない【裏ワザ】!
こんにちは!
今週末、8月6日(土)16時~はずっとお伝えさせていただいている、
ですが、
さらに2件、LIVEのページに記載していた二つのライブのチラシが出来上がったので、
良ければご覧ください!
1つ目は、9月19日(月・祝)に、徳永ハーモニカ教室の若手の代表プレイヤーさん達が、
一門を代表して、多田恵美子さんのピアノをバックに、
徳永SOUNDを熱くぶつけ合う、なんとも豪華なクロマチックハーモニカライブです!
2つ目は10月16日(日)に、僕自身と父と二人きりで、
また多田恵美子さんのピアノ、佐々木研太さんのベース、中嶋俊夫さんのドラムをバックに、
親子ライブを開催します!
こうしてイベント自体を「親子ライブ!」としてさせていただくのは恐らく初めてですので、
ぜひお手すきの方は遊びに来てやってください!
以上、どちらも会場はLive Spot Arrow(兵庫県尼崎市武庫之荘1丁目21-2)です!
また、日にちが近づいてくれば改めて宣伝告知させていただきますね!
ひとまずご興味のある方は、
徳永ハーモニカ教室(06-6934-7266)か、僕のメールアドレス(u.harmonica@gmail.com)まで、
お気軽にご連絡ください!
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そしてタイトルの件ですが!
8月に入ったという事で、クロマチックハーモニカを勉強中の皆さん自身も、
今月や来月に「教室の発表会」がある方も多いのではないでしょうか?
僕の知っている限りでも関西3、4箇所で夏に発表会があり、
僕の生徒さんの中でも、最後の追い込み練習をしている方が沢山です!
今回のブログは、そんな方々の中でも特に、
「ガチガチに緊張して、演奏が思いっきり止まってしまったりしたらどうしよう・・・」
という様な、ライブ前の僕と同じ悩みを抱えている方にアドバイスです!
これは先日、僕の出張グループレッスンの生徒さん方にお話していたのですが、
「一番大事にして欲しいのはリズムとテンポ!」
「音を多少、吹き間違えても気にしないで!」
という事が、演奏のモットーとしてまず大前提にあります。
(緊張してしまう方がまずどちらに集中するべきかという話で、
全部パーフェクトに吹くのが100点満点なのは、もちろんですよ。笑)
何故、音は間違えても良いかと言うと、
「明らかにコードやキーに合っていない」という音を除き、
例えば⑤のドを吹くつもりが、⑥のミを吹いてしまったからと言って、
本来、客席で聴いていて気づく人なんて殆どいないからです!
大げさでなく、本当に。
これが何故「あ、あの人間違えたな。」と、バレるかと言うと、
①有名な曲の、有名なフレーズの音を間違えた
②「しまった!間違えた!」という表情を思いっきり出してしまった
の大まかに2つです!
だからこそ有名な曲の演奏はプレッシャーもあるのですが、
でも、①の場合だって結局②と同じです。
音を一つや二つ吹き間違えてしまっても、
「わざとそう吹いたんですけど?」という気持ちで無表情のままでいれば、
「ああ、そういう曲なのかな」、「そういうアドリブなのかな」と思われるだけであって、結構バレないです!
それがいわゆるテーマのメロディーではなく、模範アドリブの部分だったのであればなおさらです。
元がアドリブなので正解なんてないので、
そもそも間違いも何もないです!本来自由なはずだからです!
なので模範アドリブの部分を間違えてしまったのなら、なおさら、
「元々そういうフレーズだったかのような顔」で知らんふりしましょう!
先ほども言っていた「あ、間違えてしまった!やってしまった!」という、
「シマッタ顔」が一番いけないのです!
そして次に、絶対にやってはいけないのは、
「間違えた音を吹き直してしまうこと」です!
一度間違えた音を、「あ!」と瞬時に気づいて吹き直しても、
一瞬と言えどバックバンドも、カラオケも、過ぎた時間も、
もうしっかりと次に進んでいるわけで、
そこを吹き直した瞬間にもう確実にテンポがずれます。
音を間違えても、しれっとそこからリカバリーして正しいフレーズに戻っていくか、
思い切って堂々と吹くのを止めて、
次の小節や、自分が分かりやすいどこか次の所から落ちついて吹き始めましょう!
これもさっきと同じで、音を吹くのをやめてしまっても、
「え、ここは最初から間奏ですけど?」という様な顔をしていれば、
聴いている人は「ああ、今は間奏なんだなあ」としか思いません!
要するに一貫してお伝えしたいのは、
・「間違えて【シマッタ顔】は絶対やめましょう!」
・「偉そうに知らん顔で堂々としていましょう!」
という事です!
が、これは発表会前の、比較的初心者の方にお伝えする、
あくまで「裏ワザ」なので、
基本的には、
「正しい音、正しいリズムで、間違えずに吹くこと」を絶対目指して練習してくださいね。笑
でも、実はこの裏ワザの一番お伝えしたかった効果は精神面で、
「ああ、そうか、間違えても実はそんなにバレていないのかー」
「どうしようもなくなったら、吹くのを止めて堂々と待てばいいのかー」
と「思える事」で、本番に感じていた極度のプレッシャーが、
少し肩の荷から降りませんか?
もし、そうなっていただければ何よりです!
ハーモニカ奏者の皆さんが、
日頃の練習・熱意の成果を、本番で心置きなく出しきれて、
何より演奏を楽しめることを心より祈っております!
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それでは本日の曲は現在、NHK連続テレビ小説、いわゆる朝の連ドラ、
「とと姉ちゃん」の主題歌としても大変話題の、
宇多田ヒカルさんの「花束を君に」です!
以前、「Automatic」(Youtubeリンク)をUPさせていただいた事もありますが、
平成を代表する歌姫、というかもはや絶対女王というか、
今時珍しい、「アーティスト!」というオーラのある方ですよね。
いつまで経っても枯れない作詞作曲のセンスに感動します。
今回はすごく温かい雰囲気に包まれた、温度感勝負の曲ですね。
そういった曲をクロマチックハーモニカで演奏するにあたって重要なのは、
「歌うようにメロディーを滑らかに繋ぐこと」です!
これが出来ず、音から音の移動がギクシャクしたりすると、
「ああ、ただ楽器として吹いているな」という印象ですが、
一体どこで穴移動や吹き吸いが切り替わっているのか不思議なほどに、
それぞれの音をスムーズに紡いでいく。
そんな演奏を目指して僕ももちろん目下、練習の日々です。
「紡ぎ方」として、何かご参考になれば幸いです。
それではクロマチックハーモニカで、宇多田ヒカルさんの「花束を君に」です、どうぞ!