四分音符あれば十分【ビブラート】はかけられる。
メリークリスマス!!
早いもので、つい先日2016年になったかと思えばもう年の瀬、
こんなペースで、気づいたら東京五輪が終わってしまいそうです。こわい。
振り返ると、
2016年の始まりと共にこっそり建てた目標が、
「自分一人で簡単なアドリブが吹けるようになる事」
「生徒さん、全部で30名」
の二つでした。
前者は僕的には未達成で、まだまだなのですが、
何となく父や教則本の言っている意味は分かり始め、
とは言え、どういう理屈であんな速度でコードやキーに合わせた音を羅列できるのか、
その辺は理解不能な現状です。
後者は割と春くらいには到達し、そこからゆるやかに増減をし、
現在40名と少し、と誠に多くの方が、
ありがたく僕のような未熟者について来て下さっています。
本当にありがとうございます。
2017年は奏者としても、講師としても、もっと少しでも立派になれるよう、
自分自身の練習時間もストイックに取っていきつつ、
いつものメールやこのブログなども含めて、
全力のレッスンで生徒さんに還元できることを常に模索していきますので、
なにとぞよろしくお願い致します!
そして、2017年の目標は、
「アドリブがバリバリ吹けるようになる事」
「生徒さん、少しだけ増えて全部で50名」(自身の練習時間確保のため)
を目指してやっていきます。
ちなみに、途中で「うわ、あかん全然無理や。」の時は目標変更も可です、僕のルールでは。
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では、今日のワンポイントレッスンですが、
Tokunaga Soundの要、「ビブラート」についてです。
このブログをお読みの方や、僕の生徒さんは、
ビブラート、ビブラート、と口酸っぱく言われ続けたこともあり、
立派に音を伸ばしながら揺らすことが出来るようになってきた事でしょう。
実際にレッスンをしていても、全音符が来れば上手に音量を波打たせておられ、
感心する毎日です。
が!!
さらに突き詰めれば、ビブラートは細かい四分音符にもかけています。
そんな一瞬でかける余裕がない、と思いきや、
そこにまでビブラートをかけられるか、かけられないか、で、
メロディーの歌わせ方がまったく変わってきます。
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もちろん曲のテンポ、BPMにもよるので一概には言えませんが、
一般的な速さの曲で、四分音符にまで丁寧に音を揺らしてくれる生徒さんは少ないです。
という事は逆に言えば、そこまで揺らすことが出来れば、
他の人の演奏と差を付けられます!
出しぬきましょう、周りを。
もちろんビブラートではなく、ベンドで表情をつける場合なども多々ありますが、
もしビブラートを一般的な四分音符にかけるとしたら、
僕ならその1拍の間に2回から3回くらいを揺らそうとします。
これは昨日今日と、多く繰り広げられる年末特番系スペシャル歌番組でも、
やはりいわゆる、歌唱力の高い方は細かい所でそういう表現の付け方をしているな、
と聴いていて参考になりました。
ビブラートの練習法や、実際のかけるコツについては以前から何度もブログに書きましたし、
また、書いたことすら忘れて2017年も同じことを書く事でしょうし、今回は割愛します。
が、
「ビブラートって、音がずーーっと伸びてる所だけにかけてたわ、私。」という人は、
今日から僕のYoutubeなどを聴く際に着目するポイントを変え、
「おお、確かにこの一瞬でも音がシュワシュワっと揺れておるぞ」と、
そういった所をご確認、ご参考いただければと思います!
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では、そういった点を強調したバラードなんかをお送りしたいのですが、
天邪鬼な僕でも、今日はさすがにこういう系の曲をアップせねばならない、
そんな使命感にかられ、ですね、本日の曲は、
マライア・キャリーさんの「恋人たちのクリスマス」です!
(原題:All I Want for Christmas Is You -Mariah Carey- )
寝惚け眼のテレビニュースか何かで、小耳に挟んだ感じで定かではないですが、
世界で一番人気のクリスマスソングは恋人たちのクリスマスにウンタラカンタラ・・・と仰っていました。
確かにこんな陽気でHAPPYな曲を、
天下のマライア・キャリーさんが歌えば、そりゃあそうでしょうとも。
僕もアップする前に原曲を何度か聴いていて、心躍ること、少年の如しでした。
すごくワクワクしますよね、この曲。
演奏面で大事なのは、日本人的な棒立ちのノリ方にならない事。
ウキウキで笑顔の黒人さん的なノリ方を心がけております。
それでは、おそらく今日が2016年最後のブログになると思いますので、
皆さんあらためまして、本年は大変お世話になりました。
来年もなにとぞなにとぞ、よろしくお願い致します!