演奏における【感情表現の棒読み】について!
こんにちは!
先日の、5月20日(土)は「国際楽器社」さん、
HOHNERハーモニカ取扱い記念!
徳永親子ライブにお越しいただいた皆様、
本当にありがとうございました!
とてもたくさん、僕自身の生徒さんがお越しいただいて、
そんな中、難しいなーという曲を選んでしまっていたので、
いつものように重圧で体調を崩しかけていましたが、
おかげさまで楽しく演奏が出来ました!
来月は、
6月16日(金)がついに東京目黒区、めぐろパーシモンホールで親子コンサート、
6月23日(金)が大阪市鶴見区役所でロビーコンサートをさせていただきます!
どうぞよろしくお願い致します!
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それでは、本日の1ポイントレッスンですが、
今日は「上手いのに、感情表現を棒読みにしてしまう事」についてです!
結論から言えば、これはビブラートどうこうの前に、
大まかに2つ原因があって、
1.「リズムが平坦になってしまっている」
2.「音量の大小が少ない」
です。これらをよく僕の生徒さんにもレッスンさせていただいています。
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もちろん、演奏の雰囲気自体に好みはあるので、一概に言えませんが、
「音は全部間違えず吹いているのに、あまりに淡々としている。」
「正確だけれども、棒読みのように聴こえる」
という演奏をする人が多いです。でもとても上手なんです。
なんなら僕なんかよりよっぽどミスをしない。本当に。
だからこそ、すごくもったいなく感じます。
でもその「ミスをしない」ことに意識が行ってしまって、
大胆な演奏、感動的な演奏が損なわれてしまうんですね。
さらにそこに、先ほどの1つ目。
「リズムが平坦」というのは、
「4分音符と付点4分音符」とか、
「タータタとタタータ、もしくはタタッタ」とか、
なんていう音符の長さや、吹き方のニュアンスが、
押しなべて同じような感じで聴こえてしまい、細かいリズム表現が曖昧なのです。
「あー、そこはタタータというよりタタッタ!という感じが格好良いのに・・」
とか、
「タータタのところが、だらーんとして、タータァタに近づいて聴こえる」
など、
ごくごく細かいニュアンスの違い、その積み重ねです。
「おお、あの人めっちゃ格好良い演奏やなあ!」
と、
「うーん、めっちゃ上手やのに、ちょっと質素やなあ」
という風に変わってきます。聴こえ方が。
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2つ目の「音量の大小」も同じで、
これがどこもかしこも変化なく、とても棒読みになってしまう人が多く、
元気でファンキーな曲でも、切なくメロウな曲でも、
その抑揚や、表現の部分を、
「もっと大げさにしていいのに!」と、
すごくもったいなく思います。
その人が上手であればあるほど、もったいない。
なので、皆さんも、
「リズム」や「音量」は過剰に、大げさに演奏し、
聴いている人をアッと驚かせたり、グッと感動させたり、
「ほう、お上手ですねえ」だけではなく、
「おお!めっちゃ心に響く!!」というような、
問答無用の説得力のある演奏を目指していきましょう!
せっかく歌詞のない、インストゥルメンタルな音楽なので、
僕も「音だけで感動してもらえる演奏」が出来るようになりたいです!
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よし、それでは本日の曲です!
これは個人的に僕が大好きなので、知名度云々をさておき、
独断でアップしたかった名曲です。
Charlie Puth(チャーリー・プース)くんの、「One Call Away」です!
(↑原曲動画)
なんで「くん付け」かと言うと、僕よりさらに年下であるということに加えて、
歌詞がなんだかとても可愛らしいからです。
I'm only one call away
電話一つですぐかけつけるよ
I'll be there to save the day
君が辛い時には救いに行くよ
Superman got nothing on me
スーパーマンだって僕にはかなわないさ
なんかこう、すごい可愛いですよね。
母性本能が、僕の中の無いはずの母性本能がこう、くすぐられます。
サウンドは新しいのに、歌心が昔ながらのソウルミュージックを継承し、
マーヴィン・ゲイを敬愛しているプースくん。可愛いです。超、歌上手いですし。
僕も昔ながらのソウルミュージックと、ジャズが大好きなので、
普段は「マーヴィン・ゲイ」、「スティーヴィー・ワンダー」、「チェット・ベイカー」、「ナット・キング・コール」、「フランク・シナトラ」、「アレサ・フランクリン」、「エタ・ジェームス」、「レイ・チャールズ」などなど、
「・・何歳なん?」と突っ込まれるような音楽ばかり聴いています。
「俺は他のみんなとは一味違うぜ」と格好付けて聴いている訳ではなく、
音を流したその瞬間に、部屋の匂いがタイムスリップするかのような空気が好きで、
アンティーク家具とかが好きな人に感覚は近いのかもしれません。
もちろん音としてもそういう時代の物が好きです。落ち着きます。
が、今日の曲みたいな最近の曲も大好きです。良いモノは何でも良いです。
ロックでも、ヒップホップでも、歌謡曲でも、クラシックでも、
邦楽でも、洋楽でも、美空ひばりでも、AKB48でも、
良いモノは良いのです。
では!
そんな現代ソウルの名曲をクロマチックハーモニカで演奏してみました!
というかクロマチックハーモニカの世界では初めてじゃないでしょうか、吹かれるの。
Charlie Puthで、「One Call Away」です!どうぞ!