【コードネーム】が読めないとアドリブは出来ない!
こんにちは!
先日よりお伝えしております、
絶賛開校予定の神戸三宮教室、
引き続きまだまだ生徒様を募集しております!
「どんな物か試しに体験だけしたい!」
「もしかしたら続かないかもだけれど、、、」
という方々もお気軽にお待ちしております!
どうぞよろしくお願い致します!
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◆ クロマチックハーモニカ完全個人レッスン ~神戸三宮教室~ ◆ 曜日:毎月 第2・4 金曜日 時間:14時~15時、15時~16時、16~17時の3枠募集 場所:神戸三宮レンタルスペースYu-Ra(仮) 〒651-0086 兵庫県神戸市中央区磯上通8-1-29 2階・3階 料金:月1回5500円、月2回10000円 その他:初心者・未経験の方、大歓迎です!ペアレッスン、ミニグループレッスンも可能です!なんでもお気軽にご質問ください! お問い合わせ:080-1452-0210 or u.harmonica@gmail.com (徳永有生)
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それでは本日のワンポイントレッスンは、
「コードネームとは何ぞや、がアドリブの一歩目!」
という話です。
よくレッスン中に生徒さんの前で曲を吹いて、
その中でアドリブを吹くと、
「今のは、何か前もって書いてたりするんですか?」
と聞かれますが、全くそんなことはありません。
もちろんついこの前までは全てそうでしたが、
絶賛アドリブ勉強中である今は、
その瞬間に何かしらテキトーに吹いています。
でもそのテキトーとは何ぞや、
とは言えそもそも何を目印に吹いているんだ、と聞かれれば、
これがまさにそう、
「楽譜のコードネームを見ながら吹いている」
という事になります。
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「コードネーム」とは、楽譜の五線の上にある、
CだとかG7だとかAmだとかの事です。
(省略されて、コードネームが載っていない事もあります。)
これには意味があって、
例えば「C」ならドミソ、
「G7」ならソシレファ、
「Am」ならラドミ、
という「和音」の省略系を表しています。
なので、例えばジャズやポップスの世界で、
ピアニストの方に伴奏をしてもらう際などは、
そのコードネームを見て弾いてくださっています。
パラパラっと。
「C」とだけ見て、「ドミソね、はいはい」と。
でも「Cならドミソ」と言っておきながら、
クラシック的に、その構成の全てを指定されているワケではないんです。
なんならそこからソを無くしたり、シを足したり、
色んなお洒落なアレンジを瞬時に行いつつ、
リズムや雰囲気のパターンも同時に編み出してくれています。
そのコードネームだけ見て、です。
驚異でしょう。
ピアニスト恐るべしです。
詳しいオタマジャクシすら書いておらず、
謎のアルファベットだけを見て、
即座にあんなに格好良い演奏をされているんですよ。
そう、ピアニスト恐るべしです。
特にジャズの世界では顕著ですが、
譜面には情報が少ないので、
演奏者のセンスに委ねられている部分が多いのです。
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そしてクロマチックハーモニカや、
例えばサックスやトランペットなど、
前面、フロントに出てアドリブをするこちら側も、
同じ譜面を見ながら、コードネームを瞬時に読んでいます。
例えば「Am→F→G7→C」と書いていれば、
ピアニストやベーシストもそれを弾くし、
こちらもその伴奏に合わせてなんかテキトーに吹いている、
という事です。
つまりここで言う「テキトー」とは、本当に何でもアリというわけでなはく、
コードネームだけはしっかり共通認識に、
その上であとは奏者の自由にどうぞよろしく、
という状態なのです!
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それに対する音使いや、テンションやスケール、
コードネームの羅列なんかまですると、
一冊の本が余裕で書けてしまって僕が余裕で倒れるので、
(そういうのは【こういうしっかりとした所←クリック】に任せて)
今日お伝えしたいのは、
「まずはコードネームを覚えるところから始めないといけないよ!」
という大切なメッセージでした。
アルファベットを見ただけでその中身の音(構成音)が分かる、
そしてその音に対して何を吹けば合うかが分かる。
これが一番大事です。
カタカナだらけのナンタラカンタラスケールとかも無数に覚えないといけないですが、
いっぱい言われたら嫌になるので、それは一旦置いておいて。。。
例えば「A」というコードは「ラド♯ミ」、
そこから3度が半音下がるから「Am」は「ラドミ」、
じゃあ「Am7」は7度が入って「ラドミソ」。
などが即座に読めて、なおかつ、
9度のシは?11度はレ?ファ?この時にこれ吹いたら合うの?駄目なの?
というパターンがこれも無数にあります。
覚えられるワケあるかい、ってくらいあります。
僕はあまりに目標地点が遠すぎると、
いつも嫌になって、脳内で葛藤して、勉強から逃げたくなりますが、
「クスリに溺れてた時代のジャズマンとか、絶対こんなん勉強してないけど超かっこいいし」
「ほらな!大事なのはこんなお勉強じゃないんや、才能とセンスがあればいいんや!」
「おっしゃ!無いから勉強しよ!」
という三段論法ですぐに帰還します。お早いお帰りで。
この「コードネームとその構成音」は、
ほとんどの音楽勉強系の本にちゃんと解説されているので、
まずはそれを読みましょう。意味を理解しましょう。
「メジャーって何よ、マイナーって何よ、セブンスって何よ」
という概要だけざっくりと。
そうしたら今度はそれを机上で暗記するのではなく、
可能ならば、
ピアノでも、ミニキーボードでも、
鍵盤を押さえながら覚えることです!
こうする事で「受験勉強」的に一夜漬けではなく、
「指の位置」としての「形」で覚えられて、
そこから「3度を半音下げる」とかが映像で浮かび、
応用も利きやすくなります。
なので、
小さい頃にピアノやエレクトーンを習っていた生徒さんなんかは、
やはりコードネームに対する理解が比較的早いです。
白鍵と黒鍵の距離で浮かぶのでしょうね、
羨ましいです。
ちなみに音楽家の父を持つ僕はその頃、
スイミングとサッカーと公文に勤しんでいましたよ!
あ、小学校1年生くらいの時には将棋も習っていて、
おぼろげな記憶によると、
6年生とかの子達よりも強かったです。たぶん。
惜しい事をしました。
あのまま行けば最年少記録は僕だったかもしれません。
藤井四段も命拾いしましたね。
と、まあそんな風にえらく回り道をして、
今更ながら音楽を始めた僕も、
のんびりやっていたらコードネームは覚えられて、
要するにそこからアドリブという楽しさは始まりました。
なので今日は、
「アドリブって何から勉強したらいいねん!」
と半ば怒り気味の方に、
まずは一歩目としてお伝えさせて頂きました!
またいつか、
コードネームと構成音、キーやスケール、
それらの覚え方や実践もブログに書きたいですね。
市販の本は、みんな形式的にしか書いていなくて、
「こうだから、理屈とかともかく、はい覚えて」的に冷たいんですよね、説明が。
これなら、
苦労して遮二無二勉強してきた僕の説明の方が、
絶対、雑草的に、
ズルして効率良く教えられる自信があります。
また詳しくやりましょう!!
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それでは本日の曲は中島みゆきさんの大名曲、
「糸」
です!
(↑原曲動画)
なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
中島みゆきさんの一番恐ろしいのは「作品力」ですよね。
歌唱力とか、メロディーとか、歌詞とか、
そういう事の一部じゃなくて、
全部なのです。
全部ひっくるめた映画のような「作品」であり、
その「作品」としての強度が限りなく強く、
中身がぎゅうぎゅうに詰まっていて、芯がとても硬いです。
上の歌詞なんかもそうですが、
弱い部分の吐露すら強いというか、
それこそ前回の機械の記事ではないですが、
人間が人間のことを歌う意味を強く感じます。
中島みゆきさんの歌には。
それでは、それら沢山の部分を見習い、
メロディーも邪魔しないようにフェイク気味にアドリブをし、
今日も頑張ってみました!
中島みゆきさんの「糸」です!
よろしくお願い致します!