GWに満を持した【オススメ教材と本と漫画】!
こんにちは! 皆さん、GWいかがお過ごしでしょうか。 僕はというと今年はブログ更新を頑張っていたはずなのに、 前回から長らく滞っていたことに今、気付き。
そろりと陳謝の姿勢に入っています。
あまつさえ何を書くかまだ決まっていない、 そんなGWの徳永有生です。絶賛、今、考えています。 うーん、
あ、久しぶりにオススメの教材・本をお伝えしますか! 第二弾にしましょう。 そのついでにワンポイントレッスンも紛れさせます! どさくさに! ______________________
「プロがやさしく教えるアドリブ講座 (Dr.カワシマのプロ技伝授!) 」 (↑クリックでAmazonリンク)
クロマチックハーモニカ業界は、お若い方の少ない年齢層や、 気軽に未経験者でも始められるという特性から、 たぶん他の楽器に比べてライトなプレイヤーが多く。
その結果、アマチュアの世界ではあまり、
「自分でアドリブをしたい!」と意気込んで、 がっつりと勉強をする文化がこれまでありませんでした。 たぶん。
僕は最近その世界に入ってきたので詳しい所は、 大阪弁で言うところの「いやまあ知らんけど」です。 (トゥーツシールマンス氏などに代表されますが、 本来バリバリのプレイヤーにとってはバリバリの楽器です。)
もちろん音楽は千差万別で楽しみ方が有るので、
好きな曲をどんどん吹くこともめっちゃ楽しいですし、
最高の音色で人を感動させることも素晴らしいです。
だからアドリブや小難しいことが偉いわけでも尊いわけでも全然ないですが、 しかし最近、業界が活気づいているのもあるのか、 僕の生徒さんの中でもアドリブを勉強される方が増えて、 「先生に出来るなら私にも、、、!」 となって貰えているようで嬉しい限りです、いや本当に。
「自分もまだ初心者なのに先生」というスタンスで、 僕がレッスンを開始したのもそこですからね。理由は。 「ならば私にも出来そう」と思って欲しかったのが投じた狙いです。 (本当に僕はまだまだ勉強中です。) そしてこの本を書いている川島茂さんも、
大人になってから独学でジャズを勉強されたとの事で、 書いている内容が非常に初心者目線です。暖かい。
暖かくないアドリブ理論系の本って、 大概もう1ページ目から開いたら目次でいきなり、 「コンビネーションオブディミニッシュスケールが」
とか、 「ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールで」 とか。
どこで区切って読むのかも分からん強そうなカタカナを出してくるので、 「お前それ言いたいだけちゃうんか!言いたいだけちゃうんか!」 と僕は怒っています。
大人の独学で音楽勉強を開始して、
まずどの本から読んだのか。 というのがその後に身につく速度へ、とても影響すると思います。
僕としては自分の最初の方にこの本があったら嬉しかっただろうな、と。
楽典とか、コードネームとか学んだその次あたりに。
逆にさっきの「強そうなカタカナめっちゃ言いよる」系の本だと、 「実践!本気で学べる究極のジャズ理論」
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がオススメです。 表紙の目次を見てください。 強そうでしょう。 でもめっちゃ分かりやすいし勉強になりました。(難しすぎる所は話半分で飛ばす。) こちらは理論や用語の理解がそこそこ進まれた方にオススメです! ______________________
では次。
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尊敬する大先輩クロマチックハーモニカ奏者の方が推されていて、 「無窮動、、、、いかついタイトル、、、まずなんて読むねん、、、」 と思いつつも騙されたと思ってやってみると、 なんともめっちゃ勉強になった本です。 初心者の方にはクロマチックハーモニカの、 「操作としての部分」が徹底的に練習になりますし、 中・上級者の方にはアドリブ理論としての、 「スケール、テンション、コード感」が身体で身につきます! この基礎編でもうすでに素晴らしい本なのですが、 本来の難易度(?)のやつは、
ほら、こちらです。余計にいかつい。
武士(モノノフ)の様な殺気。背中を見せれば刺される。
が、こちらは嫌というほど難しいと思うので、 まずは基礎編をオススメさせていただきました。 いずれにせよ「無機質な基礎練習が苦じゃない」方は是非! あ、余談ですが、よく生徒さんに、 「スケール練習って必要ですか?」 と聞かれますが、 これはもう絶対必要でしょうね。 どなたも今より上手になろうとするならば。
でも趣味で楽しく吹きたい方が嫌々やるもんでもありません。 なので生徒さんにそんなに強要はしてません。
というかいつも割とオススメしても、
「先生!どうやったら上手になれますか?」
僕「素晴らしい!これやりましょう、大事ですよ!」(スケール練習の楽譜を見せる)
「いやこういうのじゃなくて。もっと楽に上手になれそうな方法を」
みたいな反応を露骨にされてしまいます。悲しいです。
基礎練習、楽しいのに。
でも他の楽器から移ってこられた生徒さんほど、最初少しやってほしいですね。 それはスケール練習をすることによって、 クロマチックハーモニカの「音の配列」に慣れるからです。
鍵盤楽器をされていた方などは映像的に、 「ドレミファソラシド」というと、 一つ一つが横並びのイメージが強く、 「ドとレは同じ穴」 「ソとラとラ♭とシ♭も同じ穴、少しも動かない」
「めっちゃ遠くっぽく見えるドとソ♭ですら、すぐ隣の穴」 という感覚、間隔がどうしても少しずれるので、 ここにまず慣れていきましょうね! ______________________
最後に。
ジャズ好きの方にここ数年話題の漫画、
「BLUE GIANT(ブルージャイアント)」 (↑クリックでAmazonリンク)
をオススメしておきます。
かなり話題になっているので、
ジャズが好きな方と漫画が好きな方はもうご存知だと思いますが、 そうじゃない方にこそ是非読んで欲しくて。
「ジャズってお洒落で静かでBGMみたいな...」 というイメージとは真逆なのかもという、情熱が伝わります。
よりによって音の流せない「漫画」という媒体で、 ここまで説得力も臨場感もある演奏シーンが描けるとは、 作者の筆致力に脱帽です。
近年盛り上がったジャズ映画の「セッション」「ララランド」などと同じく、 その「ジャズ観」には人それぞれ意見もあるかもですけれども。
(ジャズは音楽の中でも特に往年のファンが「こんなのはジャズじゃない!」などと口うるさい事を、
「ジャズ警察が来る」と揶揄されるジャンルです。こわい。)
でもそんなややこしい知識を置いておいても単純に、 「うおお!なんか音楽やりたくなる!うおお!」 というシンプルな作品としての「ぶち抜かれる熱」があるので、 ぜひ!オススメです!
僕も練習をサボりそうになってる時によく読んでいます!
なんかこう情熱を分けてもらうために! まあ、漫画読んでる時点ですでにサボっていますが。情熱の相殺。
______________________ というわけでオススメ本については以上です。
最後に今月のライブの宣伝です!
5月12日(土) 大阪の豊中「千里ペインクリック」にてジャズライブ!
開場が18時30分、開演が19時から21時までの2ステージです。
まだ空席があるそうなのでぜひお越しください!
クロマチックハーモニカ 徳永延生+徳永有生
ピアノ 関口幸作さん
ベース 佐々木研太さん
ドラム 木村優一郎さん
ご覧の豪華メンバー+豪華なお弁当付きです。
お申し込みは06-6856-1371(千里ペインクリニック)まで!
熱くて格好いい音楽をお届けいたします! よろしくお願い致します!
ではでは!