侮られがちなクロマチックハーモニカにおける【マイクテクニック】!
こんにちは!
なんと一挙、2週間分をまとめて更新!すごい! しかも久しぶりにワンポイントレッスン的なブログですね! 勉強熱心な皆様、ご無沙汰しております!
僕はと言うと、
めくるめくレッスン&ライブが充実していて、 今日も今日とてテンテコマイ、目が回っております。ぐるんぐるん。
ブログなんざは書く暇あれど、 YouTube用の音源を録音する時間が一切ない。 もう、一切合切ない。秒もない。
と言いますのもですね、 自分の練習が楽しくてそれどころじゃなく。 わがの練習時間を一番大事にしなければというですね。 他のことをする暇があれば、練習したく。候。ですね。
あと実は、 いつもYoutubeは撮影・録音してから、 アップするまでのタイムラグが1ヶ月くらいあるので、 その間にまた張り切って練習しすぎると、 相対的に1ヶ月前の自分が下手になって聴いていられない。 という、なんか、
格好いいストイックっぽい理由を今思いついたのでここに後付けして、 YouTube更新を公式にサボタージュしております。 ご容赦を!どろん! _____________________
さて、今回のテーマは【マイクテクニック】についてです!
クロマチックハーモニカの演奏では、 (マイクを使わないクラシック演奏家でない限り、) 基本的にハンドマイクで、 ハーモニカと同時に左手でマイクを持って演奏します。
(これはワイヤレスなのでさらにでかい!)
この時、 「ただマイクを掴んで演奏する人」と、 「マイクまで含めて楽器として扱えている人」では、 クロマチックハーモニカという楽器は、音色に大きな差を付けます。
どうしても普段の練習時にマイクを持っていない人・意識したことがない人は、 発表会や演奏会などの本番で、持ち方が即席になり、 「マイクをただ持つだけ」になってしまうんですね。
さて、もう一度言います。 クロマチックハーモニカは、 マイクまで含めて一つの楽器です。 _____________________
なぜ、 ただのマイクの持ち方で差が出るかというと、 ハーモニカは音域に沿った横長の楽器なのに対して、 マイクはの頭はポツンと小さい。ので、こちら側の気づかいで、 「低音から高音まで綺麗なバランスで拾わせる」位置でマイクを持つ必要があります。
この位置というのが奥深く、 個人差や楽器サイズの差はあれど、 「ハーモニカの中心部よりやや左寄り」 という辺りで持つのが一般的です。(※色んな異論あると思いますが)
ただしご注意点として、 僕のYouTubeやライブをご覧になって頂いている方は、 「徳永有生は基本より、やや中心寄りに持っている」 という早速のイレギュラー案件も合わせてご認識をしていただければ。
僕の位置は一般的ではないと思います。たぶん。 なんか収まりが良い時があるんですよね、その方が。 あとは自分の吹き癖(?)を考慮に入れた位置です。たぶん。 _____________________
そしてマイクの持ち方で大切なのは、 左寄りで持つゆえに、 マイクの頭は中心の方に向くこと。 つまり斜め右に傾けた状態にします。
こうする事で全音域が整ったバランスで集音します。
これが出来ていないと低音に偏ってしまいます。
しかも結構思ったよりもガッツリ偏ります。
そしていつも生徒さんに向けて、レッスンで口酸っぱく言うのが、 「マイクの頭がハーモニカの底に当たるとゴンゴンうるさいから注意!」 です。
この騒音は音楽を一気にグッドからバッドにするパワーを持ちます。ダメパワー。
これを解決する為には断固として、 「左手中指はマイクとハーモニカの間に置いてクッションにするイメージ」 という事です! これはもう些細過ぎて文字では伝えづらいので、
中指の位置に注意してYouTubeをご覧ください。
_____________________ ただまあ、あの、そのですね。
言ってるそばからもう全然左寄りに持っていない事への言い訳ではないのですが、 マイクテクニックもさらに深く追い求めていく話になると、
「音域に合わせてマイクを左右にクネクネずらしたり、 音量を弱める為に少しハーモニカから距離を離したり、 わざと両手で包むようにして音を丸くこもらせたり、 リアルタイムで微調整していくテクニックもある」
という事です。 ここまで行くと立派に、 「マイクまで含めて楽器の一つ」 という扱い方が出来ているでしょう。
さらに細かいことは、 レッスンやライブで僕とお会いした際に、 詳しくお聞きください。 レッスン申込はこちらまで!(いっつも宣伝) 徳永有生: u.harmonica@gmail.com
それでは今日のブログは以上です!
久しぶりに頑張ったからぐっすり眠れそうです!
豆知識ですが、頑張っていない日もぐっすり眠っています! 皆さま、良い梅雨を!