初めての発表会で【今更でも気を付けるべき】３つのこと！
こんにちは！
第１回発表会、直前ということで久しぶりにレッスン系記事を！
とは言え、今更、
何ヶ月もかけて練習してきた吹き方を変えるのは怖いですし、
もう後はしっかりと本番に備えるだけなのですが、
初めて人前でハーモニカを演奏するという方に向けて、
【今更でも気をつけたら変わること】
という観点でのアドバイスを今日はいくつか！
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①大きな音量で吹くこと！
一部のパワフルな生徒さんを除き、ほとんどの方が、
音量という観点から、僕がレッスンで聴いていると、
「どちらかと言えば小さい」
「かなり小さい」
に分類されます。大きい人は珍しく、小さい人がほとんどです。
これは大抵、自宅で練習する時に、ご家族や隣人に気を使って、
小さい音で練習する癖が付くことが原因です。
ステージではマイクを持って演奏するので、ある程度は音量調整出来るのですが、
マイクの音量を電子的に大きくしすぎると、
どうしても綺麗ではない音になりますし、
ガサガサと雑音も入りやすくなります。
そして小さな音（狙ってピアニッシモにしているのは別として）というのは、
音も見た目も自信無さげに聴こえますし、
逆に「ある程度以上のしっかりとした音量」というのは、
鳴り方としても綺麗な音色にも繋がりますので、
一部のパワフルな方以外は「思っているよりも、大きめに吹く」と心がけましょう！
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②水をよく飲む！お茶は飲まない！
クロマチックハーモニカは横に動く楽器なので、唇の滑りが何より大事で、
フレーズの合間に唇をサッと舐めるテクニックが必要です。
そして根本的な準備として演奏前には「よく水を飲むべき」と、
いつも生徒さんにお伝えさせてもらっています。
が、これは意外に盲点なのですが、
「お茶は飲まないべき！」というのが発表会ご出演者へのアドバイスです。
というのも、お茶は、
ダイエットのウーロン茶などをイメージしてもらうと分かりやすいのですが、
どちらかと言えば「脂を流してしまう」作用があります。
その為、むしろ唇がカラっと渇いて、横への滑りが出来なくなり、
ハーモニカと唇がくっついて、くっついて、大変なことになる。
というのを僕自身、身をもって何度か経験しました。
そうなるともうフレーズが何にも吹けない。
専門家ではないので、科学的には分かりませんし、
ウーロン茶なら、麦茶なら、爽健美茶なら、どうなのか？
という詳しい事も分かりませんが、
これは父や僕を含むプレイヤーが、実体験として感じている事なので、
なるべくなら「お茶」は避けて、
シンプルに「お水」をよく飲むようにしましょう！
あ、あと初舞台の人へ、
緊張すると信じられないくらい唇が渇きますよ、本当に！
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③間違えてもバレていないので、堂々と！
舞台で緊張して、いつもしないミスを吹いてしまうこと。
これは僕自身いまだにあります。そりゃもうバンバンあります。売るほどあります。
売って生計を立てるほどあります。家族を養えます。
生徒さんにも発表会前ということで口酸っぱくお伝えしているのはそこ（どこ？）で、
「（出演者の）４２名全員が絶対間違うから、間違えても気にしないように！」
ということ。
そしてもう１つは、
「大事なのは間違えた後。顔に出さない、慌てない。
というか皆そんなに細かいミスまでしっかり聴いてないから堂々として、
”わざとそう吹いたんですけど！？”という気持ちで居ましょう！」
ということです！
めちゃくちゃ暴論ですが、音楽的な観点から言っても、
（帝王マイルス・デイヴィスも「ジャズとは？」という意味で言っていましたが、）
「その瞬間、吹いたら絶対にダメな音、なんて無い」
というのは割と本質です。
と思えば、
ミスした音だって、その後のリカバリーと、抜群の演技力の知らん顔で、
「わざと吹いた感」を出せれば立派なアレンジ、フェイクです。
・・とまあ、ちょっと言い過ぎですし、マイルスの話はまた別の意味ですが、
そう思いましょう。大事なのは気の持ちようです！
ミスが起きた以上、それはもう過去のことなので、引きずっても仕方なくて。
そんな事よりも「トータルで格好良い演奏」なのであればOKです！
反対に一番ダメなのは、
「ミスしたフレーズを吹き直したり、焦って先回りしすぎて、リズムがずれていく事」です。
心当たりのある方は、要注意です！リラックス！
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以上、発表会直前、
【今更でも気を付けるべきこと】でした！
あ、もちろん今回の発表会のご出演者以外も、
他の生徒さん、他のハーモニカ奏者の方にもご参考になればと思います！
皆さんの素晴らしい演奏、楽しみにしていますよー！
