【Walk With Blue】at 梅田ボニーラ!
こんにちは!
先日のライブで実は1つ、新しいオリジナル曲を初披露しました。
タイトルを「Walk With Blue」。
人生で2曲目の作曲。
とても気に入っておりますので、どうぞ今回のブログで聴いていただければ。
「Blue」を背負ってこれからも歩いていく、というテーマの曲なのですが、
僕の中では3つの「Blue」をイメージしています。
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・1つ目に「ブルース」
黒人音楽の象徴ですが、
「ブルース」という言葉には日本人の想像して、翻訳する、
「憂鬱」「ブルーな気持ち」という暗さだけでは訳しきれない、
当時の黒人さん達の、複雑なニュアンスのある言葉だそうです。
「毎日とても大変で、つらい事がある、憂鬱だ」「だからこそ歌う」
という未来への少しの明るさだったり、やけくそな力だったり、
言葉では簡単に訳しきれない、とても深く、強い色。
そんな「ブルース」の青。
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・2つ目に「未熟さとしての青」
日本語には「ケツの青い」「青くさい」「青二才」という風に、
「成熟していない色合い」としての青い言葉がたくさんあります。
「青春」もそうかもしれません。
音楽を始めるのが絶望的に遅かった僕としては、
そこに、とても劣等感があります。
自分より歳上はもちろん、歳下にも音楽の大先輩ばかり。
今さら追いつけるわけがない、、、と気持ちがめげそうになる時も。
でも、だからこそ、
「ずっと追いかける立場」で駆けられることに、とてもワクワクします。
いつまでもこの気持ちを忘れないでいたい、
そんな「未熟さ」としての青。
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・3つ目に「青い炎」
「炎」というのは、
赤く、大きく、ゴウゴウと燃えているものが、
一見は、熱く、危険に見えます。
ですが、実際は「青い炎」の方が、さらにもっと熱い。
知らなければ一見は静かに、冷たそうにも見えていても、です。
僕自身、ふだんは自分から積極的になにかを話したり、
前に前に、と出ていくタイプでもないです。
(レッスン中など以外は)わりと淡々とボーっと喋るので、
「喜怒哀楽が少ない」とよく言われます。無表情。
ですが、「やりたいこと」「鳴らしたい音」「進みたい道」は、
誰に言っていなくとも、各方面、沢山あって。
なにかに負けたり、なにかを自分が出来なくて、
悔しいとか、勝ちたいとか、
それこそ微妙な色合いの、ブルーな気持ちはめちゃくちゃあって。
そういうことを、言ってなくても、表には出していなくても、
内には秘めているんだよ、誰より静かに燃えているんだよ。
という言葉にしない決意表明。自己表現。
(結局ここでおもいっきり言葉で説明してますが、、、)
いつだって内心は、見とけよー、という気持ちです。
そんな静かな「青い炎」としての青。
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これら3つの「Blue」を背負って、
これからもこの道を歩いて行くよ。
という暗くて、明るい曲です。
聴いた人が別の映像や、別のなにかを想ってくれてもうれしいです。
文字通り、「色々」を。
それでは、前置きが長くなりましたが、
ライブ映像公開、第3弾。
徳永有生作曲、「Walk With Blue」です!
がんばるぞー。