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今回は【自身を形作る音楽】と【持たざる者】!その1!


こんにちは!

それを今回も引き続きお届けしていきたい所でした、、、、

が!!!

そもそも僕はこの界隈をあんまり知らないので、

餅は餅屋なので、

「詳しい事は詳しい人に任せといたらええんや」と丸投げして、

いきなり方向転換します。ゆとり世代だ。投げ出しがちだ。

今回からは「今の僕を形作る音楽」をのんびりと、のんべんだらりと、

紹介していきたいと思います。

2~3アーティストずつを、定期的に更新していきましょう今後。(たぶん)

一応、ジャズかハーモニカに絡めることを条件に!(たぶん!)

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①Guru(グールー)

【悪そうな大人が鳴らすヒップホップとジャズ】

いきなりクロマチックハーモニカ界と離れた所を攻めて、

ヒップホップからの紹介。

攻めたと言ってもヒップホップ界では超有名な大名盤、

「Jazzmataz」(ジャズマタズ)

ラッパーGuru(グールー)の歴史的シリーズ作品です。

雑誌「Jazz The New Chapter」が啓蒙してくれているように、

ロバートグラスパー以降と評価されて、今でこそ、

ジャズとヒップホップは双方から接近してどんどん垣根は無くなってきています。

が、1993年当時に、

この本格的ジャジーヒップホップを作り上げたのは偉大です。

The RootsやA Tribe Called Questなどが近しい時代に、

「生バンドヒップホップ」や「ジャズサンプリング」で近しい活動をしていますが、

Guruはヒップホップビートの上に、

本気のジャズミュージシャン(ロイ・エアーズ、ドナルド・バード等)を召喚

ヒップホップでありながら生ジャズの、煙たい世界観を上手く表現した、

ひとつのアートとして僕の大好きなアーティスト、アルバムです。

2010年前後、お洒落な雑貨屋さんに流れまくっていた、

「ピアノキラキラ系ジャジーヒップホップ」とは一味ちゃいまっせ。(あれも嫌いではない)

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②Andrea Motis(アンドレア・モティス)

+(③Chet Baker(チェット・ベイカー)?

【日本人殺しの、女チェットベイカー】

先に宣言しておきますが、

たぶんここから余談が長引くせいで、今日のブログはこの章で終わります!

いつも余談が8割だ。人生と同じだ。知らんけど。

まず、僕はチェット・ベイカーが大好きなんですが、

あの人って、日本人の好きな要素が濃縮還元100%されてますよね。

存在と物語に。

イケメンで、儚げで、甘く歌えて、トランペットが吹けて、ぎらぎらしてない。

詫び寂びの要素だと思うんですよ。良い意味で、美味しい薄味というか。

なのに人間性と人生は波乱万丈で、ドラマチックで、超ダメ男。

重度の麻薬中毒で、チンピラに歯を折られて、トランペットすら吹けなくなる。

音楽以外、何もない。

ここに日本人の僕は、無い母性をくすぐられて、くすぐられて。

最悪で、最高なんです。

まだ観てない人は↑が語られる映画↓も観てね!

で、話は逸れましたが、

僕はこの「Andrea Motis(アンドレア・モティス)」も大好き。

大好き、かつ、「日本人受けしそうだなー!」とビジネスの予感がしました。

今も無名ではないけど、もっとマスメディアに売り出してえ。

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例えば、

朝のニュース番組「スッキリ」等に洋楽歌手が来たりするじゃないですか。

ああいう感じで出てきて、

ジャズじゃない界隈で少し話題になって、

映画「セッション」や「ララランド」の時みたいに、

「ジャズって良いじゃん」

「こんなんジャズじゃないじゃん」

「ジャズってなんぞや」

みたいな話がTwitterなんかでまた侃侃諤諤、盛り上がればいいなあ、と。

天下の大金持ち歌手、テイラー・スウィフトだって8年くらい前は、

ギター弾き語りでカントリーを歌う美少女というキャラクターで、

「笑っていいとも」に来て、タモさんの前で歌ってましたからね。

その後、気づいたらキラキラのEDMパーティソング踊って歌って、

世界中のティーンエイジャーのアイドルになってたけど。)

そういう感じでジャズの背中を押して欲しいから、

アンドレア・モティスを今回は期待と共に、推す。プッシュだ。

彼女は明らかに日本人キラーだからだ。

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幼く見える系の容姿、と歌声。(まだ23歳なのでそりゃそうですが)

風が吹けば飛びそう。すごく弱そう。

しかも歌ってトランペットが吹ける。

日本人の大好きなチェット・ベイカーの要素に、

おじさん達の好きそうな要素まで詰め込まれている。

おじさん要素を置いておいても、

この「儚げで、頼りない、危うい」というのはジャズの大事な一面だと思います。

不完全である所に、ブルースを感じるというか。

例えば、

ゴージャスなブロンド美女のジャズボーカルは沢山いますが、

「美人です!高度な音楽教育も受けて育っています!ほら、完璧でしょう!?」

というパワフルな圧迫感を感じてしまうと、

「なんだかなあ、ジャズの泣き所、ブルース由来の成分がなあ」

と思います。僕は。

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音楽を聴く時、ブルース(精神)を感じたい。

ジャズに限らず、ヒップホップやロックだってそう。

「勉強してきました感」「欠点は無いです感」と引き換えに失われるものもある。

もちろん音楽の全部に「不完全性」を求めている訳ではないですし、

というか「すごいに越したことはない」のですが、

「持たざる者の音楽」である側面、もしくはその素振りがある音に惹かれます。

実際のところはどうあれ、(だってモティスさんしっかり音大出てるし)

「この人、音楽以外、なにも出来ないんだろうなあ」

「でも音楽させたら最高だなあ」

っていう弱さと強さの同居に、ヒリヒリするというか。

その意味で、

触れると割れてしまいそうな声と音楽。

Andrea Motis、(というかついでにChet bakerを)オススメです。

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・・・・・・・、

はい、というわけで今回は以上です!

3つは書く予定が、チェットベイカーに触れてしまったのが運の尽きでした。

なんでこんなにいつもいつも話が逸れるんやろう。。。

いつも「とりあえずなんかテキトーに書きだしてから、主題を後付けで考える」という、

フリースタイルな手法でブログを書くのですが、

今日は書けば書くほど、話が逸れて、消して、逸れて、消して、、、

気付いたら4時間が経過してました。

というわけで、続きはまた次回!(たぶん!)


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